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肥満は病気?太りすぎで注意したい病気と遺伝子でわかる体質

  • 未病/予防
肥満は病気?太りすぎで注意したい病気と遺伝子でわかる体質

この記事でわかること

  • 肥満はBMI25以上の状態を指し、2型糖尿病・高血圧・脂質異常症など複数の病気リスクと関係する
  • 肥満でも「どの病気に注意すべきか」は人によって異なり、生活習慣だけでなく遺伝的な体質も影響する
  • 遺伝子検査では血糖値・中性脂肪・血圧など病気ごとの遺伝的傾向がわかり、健康診断でどの数値を意識するべきかを判断できる

「肥満は病気なの?」「太りすぎると、どんな病気になりやすいの?」──そんな疑問を持ったことはありませんか?

肥満は、単に体重が重い状態を指すだけではありません。血糖値・血圧・中性脂肪に影響し、2型糖尿病や高血圧、脂質異常症などさまざまな病気のリスクと関係します。

ただし同じ体型でも、どの病気に注意すべきかは人によって違います。そこには食事・運動・睡眠などの生活習慣だけでなく、生まれ持った体質や遺伝的な傾向も関係します。

この記事では、肥満と病気の関係、肥満症との違い、気をつけたい病気の種類を解説します。

肥満は病気なの?

そもそも「肥満」ってなに?

日本ではBMI25以上が肥満の目安とされており、肥満はあくまでBMIの数値によって定義される体の状態を表す言葉です。 肥満自体がただちに「病気」と診断されるわけではなく、「将来のリスクを下げる生活習慣改善」が推奨される予防の段階です。

身長と体重から確認できるBMI早見表

一方で、治療が必要な病気として扱われるのが「肥満症」です。 肥満症は、「肥満に関連する健康障害を合併している、またはそのリスクが非常に高く、医学的に減量を必要とする状態」と定義されます。

つまり、BMI25以上に加え、肥満が原因で不調や病気が起きている(または起きるリスクが非常に高い)場合に、「病気」として治療の対象になります。

ただし、BMIや体脂肪率は便利な目安ですが、数値だけで健康リスクは判断しきれません。体重が標準でも筋肉が少なく脂肪が多い「隠れ肥満」の人もいます。

【出典】厚生労働省 健康日本21アクション支援システム「肥満・メタボリックシンドローム予防の食事」

「太っている=すぐ病気」とは限らない

日本人の研究でも、肥満が進むほど糖尿病や高血圧などのリスクが高まることがわかっています。一方、BMI25以上でも検査値が安定している人もおり、病気のリスクは生活習慣や遺伝的な体質によっても異なります。

ですが、肥満状態が続くと高血圧や糖尿病、脂質異常症になりやすくなるため、毎年の健康診断で確認することが大切です。

【出典】J Diabetes Investig. 2025,16:1100-1111
【出典】BMJ Public Health. 2024,2:e000302

病気リスクを遺伝子検査で
チェック

なぜ肥満は病気リスクにつながるの?

肥満は「内臓脂肪型」と「皮下脂肪型」に分けられますが、特に内臓脂肪型肥満が増えると、血糖値を下げるインスリンが効きにくくなります。

内臓脂肪が増えた結果、血糖値・脂質・血圧が乱れやすくなり、2型糖尿病・脂質異常症・高血圧などのリスクにつながります。

こうした異常が重なると、心筋梗塞や脳卒中にも注意が必要です。体重だけで判断せず、腹囲や健康診断の血糖値・脂質・血圧も確認しましょう。

次に、肥満と関係が深い主な病気を見ていきます。

肥満で気をつけたい主な病気一覧

肥満と関係する病気は一つではなく、注意したい項目も人によって異なります。以下では、主な病気ごとに、肥満との関係、chatGENE遺伝子検査で確認できる遺伝的傾向、健康診断や生活習慣への活かし方を整理します。

血糖・インスリン

2型糖尿病・血糖値

▶肥満との関係

肥満が続くと、血糖値を下げるインスリンが働きにくくなり、2型糖尿病のリスクにつながります。

▶傾向を知ると、どう活かせる?

流行りの「主食を完全に抜く」ような辛い糖質制限ではなく、自分に合ったピンポイントな対策を選べます。
例えば、「甘い飲み物を無糖に変える」「白米は大盛りを避けて普通盛りにする」「夜遅くの麺類を控える」といった、効果が出やすい部分から優先して生活を整えられます。 健康診断では、血糖値だけでなく「HbA1c」の数値も自分の重点チェック項目として意識できるようになります。

▶chatGENEでわかる項目例

血糖値若年発症2型糖尿病2型糖尿病

関連遺伝子例:GCK遺伝子、KCNQ1遺伝子など

脂質・コレステロール

脂質異常症・高中性脂肪血症・動脈硬化

▶肥満との関係

肥満によって中性脂肪やLDLコレステロールが増えると、血管が狭く硬くなる動脈硬化につながることがあります。

▶傾向を知ると、どう活かせる?

「太ったからとりあえず糖質(ご飯)を抜こう」と間違った努力をする前に、「自分の場合は脂質(油)のコントロールが先決」と気づくことができます。
例えば、「揚げ物を焼き物・蒸し物に変える」「スナック菓子やクリーム系のスイーツを控える」「週の休肝日を増やす」など、油やアルコールの引き算を迷わず選択できるようになります。

▶chatGENEでわかる項目例

中性脂肪レベルLDLコレステロール値脂質異常症高中性脂肪血症アテローム性動脈硬化

関連遺伝子例:GCKR遺伝子、CELSR2遺伝子など

血管・心臓

高血圧・心筋梗塞・脳卒中

▶肥満との関係

体重や内臓脂肪が増えると、心臓や血管への負担が大きくなります。高血圧や脂質異常症が重なると、心筋梗塞や脳卒中にも注意が必要です。

▶傾向を知ると、どう活かせる?

体重の数値だけでなく、「血管にかかる負担」を減らす具体的な行動に移せます。
例えば、「ラーメンのスープを飲み干さず半分残す」「おつまみは減塩タイプを選ぶ」「今より毎日15分(約1,000歩)多く歩く」など、 血圧を上げないための小さな引き算・足し算を日々のルーティンに組み込みやすくなります。

▶chatGENEでわかる項目例

血圧高血圧冠動脈疾患心筋梗塞脳梗塞脳卒中

関連遺伝子例:ATP2B1遺伝子、ZFHX3遺伝子など

腹部・肝臓

腹部肥満・脂肪肝

▶肥満との関係

内臓脂肪が増えると、肝臓にも脂肪がたまりやすくなります。体重が大きく変わっていなくても、お腹まわりが増えている場合は注意が必要です。

▶傾向を知ると、どう活かせる?

体重計の数字に一喜一憂せず、「メジャーでの腹囲測定」や「健康診断の肝機能(ALT、AST、γ-GTP)」を自分の健康指標として正しくウォッチできるようになります。
例えば、「デスクワーク中は1時間に1回立ち上がる」「エスカレーターではなく階段を使う」など、内臓脂肪を燃やすための「こまめな身体活動」を優先して取り入れられます。

▶chatGENEでわかる項目例

腹部肥満内臓脂肪組織(VAT)内臓脂肪タイプ or 皮下脂肪タイプ非アルコール性脂肪性肝疾患ALT数値(肝酵素)AST数値(肝酵素)γ-GTP数値(肝酵素)

関連遺伝子例:RSPO3遺伝子、LYPLAL1-AS1遺伝子など

腎臓・尿酸

慢性腎臓病・痛風

▶肥満との関係

肥満に高血圧や血糖値の乱れが重なると、腎臓への負担が増えることがあります。また、肥満や飲酒、食生活は尿酸値とも関係します。

▶傾向を知ると、どう活かせる?

健康診断で見落としがちな「eGFR(腎機能)」や「尿酸値」の数値を、自分の"弱点"として初期段階から意識できます。
例えば、「のどが渇く前にこまめに水や麦茶を飲む」「お酒を飲むときは一緒にチェイサー(お水)を頼む」「レバーや干物などの食べすぎを控える」といった、腎臓や尿酸をいたわる具体的なセルフケアを迷わずスタートできます。

▶chatGENEでわかる項目例

慢性腎臓病腎不全推定糸球体濾過量(eGFR)尿酸値痛風

関連遺伝子例:UMOD遺伝子、SLC22A12遺伝子など

睡眠・呼吸

閉塞性睡眠時無呼吸

▶肥満との関係

首まわりや気道周辺に脂肪がつくと、睡眠中の空気の通り道が狭くなり、呼吸に影響することがあります。

▶傾向を知ると、どう活かせる?

夜間のいびきや日中の強い眠気を「ただの疲れ」「寝不足」とスルーせず、重大なリスクのサインとして捉えられます。
例えば、「横向きで寝る工夫をする」「寝酒を控える」といった今日からできるセルフケアを試したり、改善しない場合は放置せず、早めに専門の医療機関(睡眠外来など)へ相談する一歩を踏み出しやすくなります。

▶chatGENEでわかる項目例

閉塞性睡眠時無呼吸いびきの可能性睡眠の質

関連遺伝子例:SLC45A2遺伝子

肥満に関連する複数の傾向を知ることで、「将来どの病気に注意したいか」「健康診断のどの数値を重点的に見るか」「生活の何から見直すか」を具体的に考える材料になります。

※遺伝子検査は、病気の有無を診断するものではありません。気になる症状や健康診断の数値異常がある場合は、医療機関に相談してください。

chatGENE遺伝子検査については
こちら

ご利用者さまの声

可能性のある疾病を防止する生活習慣や、肥満を防止する食生活に変えることができました。

ダイエットの参考にした。脂質の少ない食事を摂ることを心がけるようになった。

LDLコレステロール値だけが高値なのが気になっていたのが、chatGENE遺伝子検査を受けて体質だったんだなと理解した。

【出典】2025年6月実施 ユーザー様満足度アンケート

よくある質問(FAQ)

Q. 肥満は病気ですか?
A. BMIが25以上の状態を「肥満」と呼びますが、この段階では肥満自体がすぐに「病気」と診断されるわけではありません。ただし肥満が続くと生活習慣病などのリスクが高まるため、「病気になる前の対策が必要な状態」と言えます。
Q. 肥満と肥満症は何が違いますか?
A. 肥満はBMI25以上を目安に「体に脂肪が蓄積した状態」を指します。一方、肥満症は健康障害を合併し医学的に減量を必要とする「病気として扱うべき状態」です。2型糖尿病・高血圧・脂質異常症・脂肪肝・睡眠時無呼吸などが加わると肥満症と診断されます。
Q. 遺伝子検査はどうやって受けるの?
A. chatGENE遺伝子検査は、唾液のみで検査可能です。自宅で唾液を採取してポストに投函するだけで、結果はスマートフォンやPCからいつでも確認できます。

まとめ

肥満は体の状態ですが、健康障害が合併すると医学的に減量が必要な「肥満症(病気)」になります。太りすぎは生活習慣病リスクを高めますが、どの病気に注意すべきかは、現在の健康状態や生活習慣、生まれ持った遺伝的傾向によって異なります。

遺伝子検査で肥満や血糖値などの遺伝的傾向を知ることは、改善の優先順位を立てる助けになります。病気になる前から体質に合わせた生活習慣を整えることが、将来の健康リスクを下げる賢いアプローチです。

自分を知るってオモシロイ!

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