なぜいびきをかいていときに音が出るかというと、睡眠中に気道が狭くなり、その状態で無理矢理息を通すために気流が乱れ、鼻や喉が振動するからです。いびきは睡眠の質を低下させ、眠りが浅くなることがあります。この検査項目では、いびきについての遺伝的傾向を見ています。
いびきは現代病のひとつでもある睡眠時無呼吸症候群の兆候である場合があるため注意が必要です。睡眠時無呼吸症候群は、国内に940万人以上いると推定されています。睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる、または非常に浅くなることにより体内の酸素濃度を低下させるリスクがあります。酸素濃度が低い状態では、心臓が体内に必要な酸素を供給しようと過剰に働くこととなり、心拍数や血圧を上昇させます。つまり、睡眠時にも日中の覚醒している状態と同様の負荷が心臓にかかることになり、その結果、高血圧や心不全、不整脈などの発症リスクに影響を及ぼす可能性があります。いびきだと言って決して軽んじてはいけません。