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LDLコレステロール値

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)は、酸化されると血管壁に沈着し、動脈硬化を起こす原因となります。そのため、脂質代謝の検査値のなかでLDLコレステロール値は最も重要視されます。基準値は70~140mg/dlで、基準値以上であれば、「高LDLコレステロール血症」と診断されます。LDL値が高くなる原因としては、「コレステロールを多く含んだ食品のとり過ぎ」が考えられます。放置しておくと、動脈硬化が起こりやすくなり、その結果、虚血性心疾患や脳卒中を起こす危険性が高くなったり、糖尿病の原因にもなります。この検査項目では血中のLDLコレステロール値についての遺伝的傾向を見ています。

関連コラム

    高LDLコレステロール血症と食事
    脂質異常症の食事療法では、脂質異常症のタイプによって食事のアプローチが異なります。高LDLコレステロール血症の場合は、食事において下記のポイントに気を付けましょう。
  • 飽和脂肪酸(肉の脂身が多い部位)、コレステロール(卵やレバーなどの内臓)を多く含む食品を控えましょう
  • 豆腐、納豆などの大豆製品を摂りましょう
  • 野菜、海藻類、きのこなどの食物繊維をしっかり摂りましょう
  • 油の種類を選びましょう(動物性よりも植物性の方がおすすめ)
  • 遺伝による高LDLコレステロール
    遺伝子の異常によりLDLコレステロールを肝臓で処理できない疾患で、家族性高コレステロール血症があります。若いころからLDLコレステロール値が高いこと以外の所見はありませんが、まれに黄色く隆起したような斑点が手の甲やひじ、膝などにできる人もいます。

参考文献

  • Nat Genet. 2011 Sep 11;43(10):990-5.
  • PLoS Genet. 2011 Feb 10;7(2):e1001300.
  • Circ Cardiovasc Genet. 2016 Feb;9(1):37-44.
  • Nature. 2010 Aug 5;466(7307):707-13.