LDLコレステロール(悪玉コレステロール)は、酸化されると血管壁に沈着し、動脈硬化を起こす原因となります。そのため、脂質代謝の検査値のなかでLDLコレステロール値は最も重要視されます。基準値は70~140mg/dlで、基準値以上であれば、「高LDLコレステロール血症」と診断されます。LDL値が高くなる原因としては、「コレステロールを多く含んだ食品のとり過ぎ」が考えられます。放置しておくと、動脈硬化が起こりやすくなり、その結果、虚血性心疾患や脳卒中を起こす危険性が高くなったり、糖尿病の原因にもなります。この検査項目では血中のLDLコレステロール値についての遺伝的傾向を見ています。
脂質異常症の食事療法では、脂質異常症のタイプによって食事のアプローチが異なります。高LDLコレステロール血症の場合は、食事において下記のポイントに気を付けましょう。
遺伝子の異常によりLDLコレステロールを肝臓で処理できない疾患で、家族性高コレステロール血症があります。若いころからLDLコレステロール値が高いこと以外の所見はありませんが、まれに黄色く隆起したような斑点が手の甲やひじ、膝などにできる人もいます。