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推定糸球体濾過量(eGFR)

推定糸球体濾過量(eGFR)とは腎臓の機能を評価する指標です。腎臓の中にある糸球体(しきゅうたい)が1分間にどれくらいの血液をろ過して尿をつくれるかを示しています。一般的な検査でも用いられる指標で、「血清クレアチニン値」「性別」「年齢」から推算します。この検査項目では、推定糸球体濾過量の遺伝的傾向を見ています。

関連コラム

  • 糸球体ってなに?
  • 糸球体とは、その名の通り毛細血管が0.1~0.2ミリほどの大きさの毛玉のように丸まっている構造をしており、1つの腎臓に約100万個あるといわれています。心臓から腎臓に流れ込んできた血液が、この糸球体を通して濾過され、老廃物が除去されます。
  • クレアチニンとシスタチンCについて
  • クレアチニンは、筋肉を動かすためのエネルギー源物質(クレアチンリン酸)が代謝された後にできる老廃物のことです。シスタチンCのは全身の細胞 から一定の割合で産生されるたんぱく質で、細胞障害を引き起こすたんぱく質分解酵素のはたらきを阻害し、活性を調節する役割や、細菌・ウイルスの増殖を防ぐはたらきをします。血中のクレアチニンとシスタチンCは腎臓でろ過されて尿として排出されるため、血中のこれらの数値が上昇している場合、腎臓の機能が低下していると考えられます。

参考文献

  • Nat Genet. 2021 Feb;53(2):185-194.
  • Nat Commun. 2019 Jan 3;10(1):29.
  • Nat Genet. 2012 Jul 15;44(8):904-9.