睡眠の質は、熟睡感や寝心地、目覚め感などへの満足度だけでなく、起床後の生活(疲労感や昼間の眠気、集中力の減少)にも大きく影響します。この検査項目では、睡眠の質についての遺伝的傾向を見ています。
十分な睡眠をとっているにも関わらず、生活する中で疲労感を覚えたり、日中に眠気を感じる場合は、睡眠の質が高くない可能性があります。睡眠の質を高めるためのポイントとしては、まずは起床後に日光を浴びることです。これは体内時計を調整し1日のスタートを知らせる働きもありますが、睡眠時間を決めるためにも重要な役割を持ちます。体内時計が整うことで今日の寝る時間を体内で設定し、適切な時間に眠たくなるように時間調整を行ってくれます。他にも、睡眠2~3時間前に入浴することも有効とされています。これは適度な運動にも当てはまりますが、一時的に体温をあげることで2~3時間後には体温が通常時よりも下がり、その結果眠りやすくなると言われております。上がった体温を下げるのに2~3時間かかるため、睡眠直前の入浴はかえって寝つきを悪くする恐れもあるので注意が必要です。