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ALT数値(肝酵素)

アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)は肝臓の細胞中に含まれる酵素です。ALTは肝臓以外にほとんど存在しないため、数値が高いとほぼ肝臓の障害が疑われます。この検査項目では、ALT数値(肝酵素)に関する遺伝的傾向を見ています。

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脂肪肝と聞くと、アルコールをたくさん飲む人がかかる病気というイメージがあるかもしれませんが、原因はアルコールだけではありません。脂肪肝には、アルコール性脂肪肝と非アルコール性脂肪肝があり、近年は飲酒習慣のない方の脂肪肝が増えています。ここでは、近年増加傾向にある非アルコール性脂肪肝ついて説明をしていきます。非アルコール性脂肪肝の原因は主に4つあり、1食べ過ぎによる肥満、2運動不足、3急激なダイエット、4女性の閉経です。非アルコール性脂肪肝もさらに2種類に分けることができます。症状が軽く改善しやすい単純性脂肪肝(NAFL)と、NAFLが進行して肝硬変や肝臓がんを発症する可能性がある非アルコール性脂肪肝炎(NASH)です。非アルコール性脂肪肝の約10~20%が、肝硬変や肝臓がんにつながるNASHに進行するといわれており、内蔵型脂肪型による肥満以外にも、糖尿病や高血圧を合併症として発症します。アルコールを飲む人も飲まない人も、健康診断の結果などによっては食事や食生活には気をつけたいところです。

参考文献

  • Nat Genet. 2021 Feb;53(2):185-194.
  • Nat Commun. 2021 Feb 5;12(1):816.