「遺伝子」や「DNA」という単語は聞いたことがある、という人は多いと思います。
最近では「遺伝子組み換え」や「DNA検査」などが話題に上がることも増えてきました。
でも、言葉は聞いたことがあっても、その具体的な違いや、どう自分に関わっているのかを正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか?
「遺伝子もDNAも同じじゃないの?」
いいえ、実はこの両者の言葉の意味は違います。
この記事では、DNAと遺伝子の違いについて、それぞれの役割や構造、私たちの体の中での働きについてわかりやすく解説します。
そもそも「DNA」と「遺伝子」ってどう違うの?
体の中にはみんな「設計図」を持っている
人間をはじめ、すべての生物はそれぞれの体の中(細胞の中)に「設計図」を持っています。
その設計図は、それぞれの生物に固有のもので、人間や犬、猫、野菜や果物ではそこに書き込まれている情報(遺伝情報)が違っています。
そのため、人間からは人間が生まれ、犬からは犬が生まれ、人間から犬が生まれることはありません。
「DNA」と「遺伝子」を本に例えると「紙」と「文章」
私たちの体を作る「設計図」は、細胞の中で一冊の本のように整理されています。
まず、本全体のことを「染色体」といいます。本は、素材である紙が数多く集まってできていますよね。この素材である紙にあたるのが「DNA」です。
そして本の中に書かれている文章にあたるのが「遺伝子」です。つまり、遺伝子は染色体やDNAの一部を示しています。
DNAが2本の鎖がねじれ合ったような「二重らせん構造」をしていることは、多くの方が一度は見たことがあるのではないでしょうか?
このDNAの構造の中に、遺伝子という遺伝情報を含んでいる部分があります。
遺伝子はたった4つの文字で作られている
遺伝子は、大切な4つの文字、すなわち4種類の塩基がつながってできています。
- A(アデニン)
- T(チミン)
- G(グアニン)
- C(シトシン)
この4つの塩基が「AとT」「GとC」などという決まったペアを作りながら、二重らせん構造をつくっています。
人間ではこのペアが1つの細胞の中に約60億個(約30億塩基対を2セット)もあります。
肌や髪などの形を決めているのが遺伝子
私たちの体を作っている筋肉や肌、髪などは「タンパク質」を材料として作られます。このタンパク質の形を決めているのが遺伝子です。
人間の場合、DNAの中に遺伝子は約20,000〜25,000個あると言われています。
例えば、ある1種類のタンパク質を作るのに使う遺伝情報を、1個の遺伝子ということができます。
また、食べ物を消化する「酵素」や、心の安定や代謝を司る「ホルモン」もすべてタンパク質です。
つまり、遺伝子という設計図のわずかな違いが、あなたの体のつくり(筋肉のつきやすさや肌質など)、それだけでなく代謝のスピードやメンタルの傾向にまで関わっているのです。
遺伝子レベルでバナナと人はどのくらい似ているの?!
バナナと人間は「半分以上」も同じ?!
実は、人間とバナナの遺伝子の種類を比較すると、約60%が共通していると言われます。
見た目も中身も大きく違うのに、設計図の「種類」で見れば半分以上が似ているのは驚きです。
この数字の理由は、私たち人間もバナナも、同じ「細胞」を持つ生き物だからです。
エネルギーを作り出す仕組みや、細胞を新しく作る(細胞分裂)といった、生命を維持するために欠かせない「基礎的なレシピ」が共通しています。
他の生物とはどのくらい違うの?
「60%」という遺伝子の類似度の数字がどのくらの位置付けなのか、他の生物も合わせて比較してみましょう。
| 生物 | ヒトとの遺伝子類似度(目安) | 補足 |
|---|---|---|
| チンパンジー | 約96% | ほぼ同じ設計図 |
| ネコ | 約90% | 哺乳類同士なのでかなり近い |
| ウシ | 約80% | 哺乳類同士なのでかなり近い |
| バナナ | 約60% | 植物とも「生き物の基礎」は共通 |
このように、見た目は全く違う生物同士でも、細胞の中で起きている化学反応(エネルギー代謝など)は驚くほど似ています。
人間の遺伝子は99.9%同じ!0.1%の違いが個性になる
たった1文字の違いが「個性」になる
実は、世界中のどの人間を比べても、遺伝子は99.9%が共通しています。
たった0.1%の違いが、私たちの外見の違い、病気のなりやすさ、体質の違いなどに関係しています。
例えば、
- 外見/性格の違い:目や髪の色、肌の色など・外向性、協調性、忍耐力など
- 体質の違い:太りやすさ、肌質、運動神経など
- 疾患リスク:特定の疾患へのなりやすさ
こうした個体差が生まれるのは、遺伝子の文字がほんの一部だけ入れ替わっているからです。
遺伝子の中のわずか1文字が違うだけでも、疾患リスクや体質に影響が出ることがあります。この違いを目にみえるようにしたのが「遺伝子検査」です。
【出典】アメリカ国立ヒトゲノム研究所(NHGRI/NIH)「Participation in Genomic Research」
遺伝子検査で遺伝子と1文字の違いがわかる
chatGENE遺伝子検査は、DNAの中にある私たち一人ひとりが持つわずかな遺伝子の違いを解析します。
検査方法はとてもカンタン。自宅で唾液を採取し、ポストに投函するだけで完了します。
その結果、外見の特徴や太りやすさ、栄養の反応性、本来の性格、生活習慣病リスクなど、「あなた専用の遺伝的傾向(体質や疾患リスク)」がわかります。
感覚や経験に頼らず、科学的データに基づいた最適な健康管理が可能になります。遺伝子検査でわかることを一部ご紹介します。
▼遺伝子検査でわかることの一例
- 外見的特徴:祖先/骨格タイプ/髪の太さ/くせ毛傾向/肌の色素沈着しやすさ
▶解析遺伝子
IRF遺伝子/EDAR遺伝子/ミトコンドリアDNA/ハプログループ
- 肌・老化体質:シミができやすい/シワができやすい/酸化ストレス耐性
▶解析遺伝子
NQO1遺伝子/SOD2遺伝子/IRF4遺伝子/MC1R遺伝子
- 肥満・体型傾向:脂質で太りやすい/糖質で太りやすい/食欲が強く出やすい
▶解析遺伝子
APOA5遺伝子/ADRB3(β3AR)遺伝子/TCF7L2遺伝子/GCKR遺伝子
- 筋肉・運動特性:瞬発型/持久型/筋肉がつきやすい体質
▶解析遺伝子
ACE遺伝子/ACSL1遺伝子/ACTN3遺伝子/SOD2遺伝子
- 味覚感度:苦味に敏感/甘味に鈍感
▶解析遺伝子
TAS1R2 遺伝子/TAS2R38 遺伝子/TAS1R3 遺伝子
- 性格:開放性/誠実性/外向性/協調性/神経症傾向など、育った環境で変わったものではなく本来の性格
▶解析遺伝子
RASA1遺伝子/KATNAL2遺伝子/ADAM29遺伝子/RPH3AL遺伝子/PTPRF遺伝子
- 疾患リスク:がん/認知症/心血管疾患/糖尿病/高血圧などの一般的な疾患
▶解析遺伝子
CHRNA3遺伝子/CASC16遺伝子/LOC105373461遺伝子/CALCOCO2遺伝子
100万箇所以上のSNPを解析
外見の違い・病気のなりやすさ・体質の違いなど、人に特徴があらわれる遺伝子1文字の違いを「1塩基多型(SNP:スニップ)」といいます。
chatGENEPro遺伝子検査では、
100万箇所以上のSNPを解析し、自分の遺伝子の傾向を知ることができます。
ご利用者さまの声
今のダイエット方法が遺伝的に痩せない方法とわかってよかった。
【出典】2025年6月実施 ユーザー様満足度アンケート
自分の体質について割と手軽に調べることができてよかった。
筋トレやプロテインがもてはやされる中、脂質量が多いプロテイン飲料が自分の体に合っていないことが遺伝子レベルでわかり、一般的に良いとされているものが自分に合っているわけではないのだと気づけました。
この検査で自分には有酸素運動が合っていることがわかったので、これからの健康づくりの参考になっています。
【出典】2025年6月実施 ユーザー様満足度アンケート
chatGENEで自分への理解が深まり新たなアクションにつながっています。ありがとうございます。
【出典】2025年6月実施 ユーザー様満足度アンケート
遺伝子検査はあくまで“体質の傾向”を示すもので、日々の食事や運動、睡眠などの生活習慣によって体の状態は変わります。
そのため、検査結果を元に意識や行動を少し変えることで、疾患リスクを下げたり体調を整えたりすることが十分に可能です。
自分の遺伝子の特徴を知ることで、定期的な健診や日々の生活習慣を意識しやすくなり、病気になる前に備える“未病・予防”につながります。
よくある質問(FAQ)
- Q. 遺伝子で全てが決まってしまうのですか?
- A.遺伝はあくまで「可能性」の一つです。
人間の特徴は「遺伝要因」と、食事・運動・睡眠などの「環境要因」の掛け合わせで決まります。
遺伝子は「そうなりやすい傾向」を示す設計図に過ぎず、それを知って生活習慣を整えれば、健康的な状態を維持することは十分に可能です。 - Q. DNAの個人差はどのくらいあるのですか?
- A. 人間同士では、わずか0.1%ほどしか違いません。
しかし、そのわずかな差が「お酒に強い・弱い」「筋肉がつきやすい・にくい」といった大きな体質の差として現れます。
この0.1%の「あなただけの個性」を読み解くのが遺伝子検査です。 - Q. 途中で遺伝子の情報が変わることはありますか?
- A. 遺伝子の情報は基本的に一生変わることはありません。
DNAに刻まれた塩基配列の情報は、生まれた時から一生涯同じです。 そのため、一度遺伝子検査を受けて自分の体質を知ってしまえば、 その知識は「一生モノ」になります。 - Q. 遺伝子検査で何がわかるようになりますか?
- A. あなたの「得意・苦手」が多岐にわたってわかります。
栄養素の代謝効率、運動による効果の出やすさ、肌の老化リスク、さらには睡眠の傾向など、非常に多くの項目が網羅されています。これにより、自分に合った健康管理が可能になります。 - Q. 遺伝子検査はどうやって受けるの?
- A.chatGENE遺伝子検査は、唾液で検査ができます。自宅で唾液を採取し、ポストに投函。
結果はスマートフォンやPCで見ることができます。
まとめ
これまで「努力が足りない」「意志が弱い」と思い込んでいたことも、実は遺伝子という設計図の個性が関係していたのかもしれません。
自分の体質を正しく知ることは、決して諦めるためではなく、より賢く、より自分らしく生きるためのスタートラインです。
chatGENE遺伝子検査で「自分だけの正解」を手に入れて、自信を持って健康な未来を歩み始めましょう。
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