ビタミンB6は、セロトニン、ドーパミンなどの神経伝達物質の合成に関与する栄養素です。タンパク質の分解・合成に欠かせない栄養素でもあります。この検査項目では、血中のビタミンB6濃度についての遺伝的傾向を見ています。
日本では食の欧米化が進み、肉食文化が広まったことからビタミンB6の働きが注目されるようになりました。ビタミンB6は、タンパク質からエネルギーを作り出す代謝の過程において、必要な補酵素としての役割を担っています。ビタミンB6を十分に摂取することでタンパク質の代謝がうまく進み、丈夫で健康な皮膚や粘膜、髪、歯、爪を作ることができます。また最近の研究では、ビタミンB6が免疫のバランスを正常な状態にするとの報告もあり、アレルギー症状緩和への期待も高まっています。なぜなら、アレルギー症状は通常体内の免疫システムが過剰に反応し引き起こされるため、免疫機能を整え過剰反応を抑制することで症状の緩和が期待できるからです。