ビタミンB2は水溶性のビタミンで、糖質、脂質、タンパク質の代謝、エネルギー産生に関わります。特に脂質の代謝を助け、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生に役立ちます。「発育のビタミン」ともいわれ発育促進に欠かせない栄養素であり、不足すると脂漏性皮膚炎、口内炎、舌炎、口角症や、子どもの場合は成長障害などを引き起こすことがあります。この検査項目では血中のビタミンB2濃度についての遺伝的傾向を見ています。
ビタミンB2はレバー、うなぎ、カレイ、卵、納豆、アーモンドに多く含まれています。1日の摂取推奨量は、30歳〜49歳の男性で1.6mg、女性で1.2mgです。妊娠中は1.5mg、授乳中は1.8mgが1日の推奨量とされています。ビタミンB2は過剰摂取した場合でも尿中に排泄されるため、過剰症の心配はありません。厚生労働省の報告によると、ビタミンB2は日本人全体としてやや不足しがちな栄養素とされています。体内のビタミンB2はストレスやハードワーク、夜更かしなどによって、大量に消費されます。ビタミンB1、B2、B3、B6といったビタミンB群は、糖質、脂質、タンパク質の代謝を互いに助け合ってはたらくため、ビタミンB群をまとめて摂取すると良いとされています。