症状
いわゆる、口喝・多飲・多尿と言われる、喉の渇き、過剰な水分摂取、尿の増加、が代表的な症状とされていますが、1型糖尿病の場合は、それらに加え体重減少も症状として現れることがあります。1週間以内に急激に進行する場合もあれば、数か月以上かけて進行する場合もあります。適切な治療が行われないと、合併症として目の症状(視力低下など)、神経の症状(手足の感覚低下、しびれなど)、腎臓の症状(だるさ、むくみなど)が起こる場合もあります。
細胞は糖分を栄養源としていますが、血液中の糖分濃度(血糖値)は様々なホルモンにより適度な濃度に制御されています。その中でも血糖値が上がりすぎないように制御するホルモンが、膵臓のベータ細胞から作られているインスリンです。1型糖尿病では、ベータ細胞が破壊されて十分なインスリンが作られなくなり、慢性的に血糖値が高い状態になります。インスリンは細胞内に糖分を取り込むためにも必要であるため、インスリンが不足すると細胞は糖分を利用できなくなり、身体に重大な影響を及ぼします。意識が薄れたり、死に至る場合もあります。
いわゆる、口喝・多飲・多尿と言われる、喉の渇き、過剰な水分摂取、尿の増加、が代表的な症状とされていますが、1型糖尿病の場合は、それらに加え体重減少も症状として現れることがあります。1週間以内に急激に進行する場合もあれば、数か月以上かけて進行する場合もあります。適切な治療が行われないと、合併症として目の症状(視力低下など)、神経の症状(手足の感覚低下、しびれなど)、腎臓の症状(だるさ、むくみなど)が起こる場合もあります。
本来は外部からの病原体などを攻撃する抗体が、何らかの原因により自分の膵臓を標的にしてしまうことが、一つの原因と考えられています。この自己免疫反応の異常の他にも何らかのウイルス感染がきっかけで発症する場合もあるとされています。1型糖尿病自体が遺伝することはないとされていますが、病気になりやすい遺伝子の特徴は多数報告されています。
血液検査により、血糖値、血液の酸性度、膵臓を攻撃する自己抗体、インスリン濃度などを調べます。尿検査で尿中の糖分、タンパク質、ケトン体(体内でインスリンが足りず糖分が適切に使用できていないことを示す)などを調べます。新型コロナウイルス感染症を含め、何らかの感染症を経験した後で1型糖尿病と診断される場合もあるため、問診では直近での発熱状況なども確認します。
食事・運動療法を行いつつ、インスリンを注射で補い、血糖値をコントロールします。合併症(目、神経、腎臓の症状)の症状が出ないようにするために治療を行います。インスリンには、効果の発現や持続時間など様々な特徴を持つ製品があるため、症状に応じて適切に使い分けることが重要です。1型糖尿病は小児期に発症することもあるため、成長や運動量などに合わせて治療の調節が必要です。血糖が高すぎる状態も、低すぎる状態も避ける必要があります。
肥満・食べすぎ・運動不足など生活習慣を背景に発病することが多い2型糖尿病に比べ、1型糖尿病については予防することが難しいとされています。しかし、何らかの感染症をきっかけにして1型糖尿病を発症することが多いため、感染症にかからないように対策していくことが有効だと考えられています。