chatGENE(チャットジーン)

トゥレット症候群

トゥレット症候群(TS)は、音声チックと運動チックが1年以上続く精神神経疾患です。チックとは、無意識に起こる素早い身体の動きや発声のことで、まばたきや咳払いなどが含まれます。これらのチックが一時的に現れ、再発や強化、複雑な動きや発声を繰り返しながら1年以上持続する場合、トゥレット症と診断されます。チックの種類や持続期間により、「小児期の一過性チック症」、「慢性運動チック症」、「慢性音声チック症」、「慢性運動および音声チック症」に分類され、「慢性運動および音声チック症」がトゥレット症候群と定義されます。また、注意欠陥多動性障害(ADHD)や強迫性障害(OCD)などの併発症も見られることがあります。トゥレット症候群の原因は完全には解明されていませんが、遺伝的な要因が関与していると考えられます。

【参照研究】

  • Am J Psychiatry. 2019 Mar 1;176(3):217-227. ヨーロッパ系の4,819人のトゥレット症候群の症例と9,488人の対照群

【対象遺伝子】

  • LINC01122、RP11-503N18.3、CSMD3、FLT3、FPR3の遺伝子を解析