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総ビリルビン濃度

ビリルビンは胆汁の構成成分の一つです。ヘモグロビンが酸素を供給する役割を果たした後に破壊され、代謝されてビリルビンに変わります。溶血や肝臓の損傷時に皮膚が黄色くなる症状である黄疸の原因となります。ビリルビンは2種あり、肝臓に運ばれる前のものを間接ビリルビン、肝臓で処理されたものを直接ビリルビンといいます。この2つを総称して総ビリルビンと呼びます。この検査項目では、総ビリルビン濃度についての遺伝的傾向を見ています。

関連コラム

  • ビリルビンの種類は2種類ある
  • 古くなった赤血球が破壊される際に出てくるビリルビンのことを"間接ビリルビン”といい、間接ビリルビンが肝臓へ運ばれ、処理されて胆汁中に入ると“直接ビリルビン”となります。この直接ビリルビンと間接ビリルビンを合計したものを総ビリルビンといいます。血液検査では、総ビリルビンの数値と直接ビリルビンの数値を検査し、2つの数値の差で間接ビリルビンを計算しています。どのビリルビンの数値が高いかによって、どの臓器に問題が起こっているのか、どのような疾患の可能性があるのか判断することができます。
  • 黄疸の皮膚の色は、ビリルビンの黄色!
  • ビリルビンは黄色の色素であるため、何らかの原因でビリルビンの量が過剰になると白目や皮膚に沈着し黄疸としてあらわれます。日本人は黄色人種であるため、肌の色では黄疸がわかりにくいといわれていますが、白目の色で判断ができます。また、ミカンを食べ過ぎて手足が黄色くなることがありますが、これは柑皮症という症状で、黄疸とは別の症状になります。

参考文献

  • Nat Genet. 2021 Feb;53(2):185-194