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タウリン濃度

タウリンはアミノ酸の一種で、血圧のコントロールや肝臓、心臓機能の強化等様々な働きをします。心臓や脳、肺、筋肉、網膜、肝臓など人間の体の至るとこに存在していて、体重の0.1%相当のタウリンが体内にあると言われております。人間の体内で作り出すこともできますが必要量に足りないため、食事などで補う必要があります。栄養ドリンクの主成分としても広く知られています。この検査項目では、タウリンの濃度についての遺伝的傾向を見ています。

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日本では栄養ドリンクに含まれる栄養素として広く知らているタウリン。タウリン=疲労回復効果のイメージを持つ人も多いと思います。実際、タウリンの疲労に対する効果のメカニズムは明らかになっていない部分もあるものの、一部の研究ではタウリンを摂取することで中距離走のタイムが向上したとする報告や、他にも自転車競技者の走行距離の延長や疲労感の軽減につながるとする報告も存在しています。一方で、研究レベルではタウリン投与の効果については意見が分かれているのが現状のようです。とはいえ、実際にタウリンを含んだ栄養ドリンクを飲んで疲労の回復、二日酔いへの効果を実感した経験を持つ人も多いのではないでしょうか。それは、疲労感の原因や二日酔いの原因に肝臓が関与している場合が多く、タウリンによって肝機能がサポートされ間接的にそれらの症状が緩和されているとする説があります。他にもタウリンの運動機能を向上させる効果や筋肉細胞へのダメージを軽減させる効果が、身体的な疲労感を改善するという説もがあります。いずれにしても、タウリンの働きを理解して効果的に取り入れることが大切です。

参考文献

  • Nat Genet. 2021 Jan;53(1):54-64.