ストレスによる肥満
ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが過剰分泌されると、満腹感を感じさせるレプチンホルモンの分泌量が減少し、内臓脂肪蓄積につながります。このように特定のホルモンの分泌量と肥満には相関関係があることが分かっています。この検査項目では、ストレスによる肥満についての遺伝的傾向を見ています。
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- ストレスホルモン「コルチゾール」って…?
コルチゾールは副腎皮質ホルモンの一種で、普段は炭水化物・脂肪・タンパク質の代謝を制御するなど、人の体にとって重要な役割を担っています。しかし、強いストレスを受け続けると、慢性的に過剰のコルチゾールが分泌されるようになります。コルチゾール値が高い状態では皮下脂肪、特にお腹周りの脂肪がつきやすくなると言われており、コルチゾール値を下げるには適度な運動や睡眠をしっかり取ることが良いとされています。
- 痩せたい人は“ゆっくり食べ”から始めよう
満腹感を感じさせてくれるホルモン「レプチン」が働きだすのは、食事を始めてからから20分以降といわれています。食べるのが早いと、十分な食事量を摂取できていたとしても、20分経つ前にお腹いっぱいと感じづらいため食べ過ぎてしまう傾向にあります。満腹感を感じて適正な量の食事を取れるように、まずはゆっくり食べることから始めてみませんか?
参考文献
- J Clin Psychopharmacol. 2009 Feb;29(1):21-5.
- Behav Neurosci. 2007 Oct;121(5):877-86.