円形脱毛症 (AA)はその名の通り毛髪が円形に抜ける病気です。自分の免疫系が自分の正常な細胞や組織を攻撃する「自己免疫疾患」と言われています。症状は一般的には1〜2ヶ所ほどの円形の脱毛ですが、ひどい場合は、頭髪全体に広がったり、全身の毛がすべて抜けたりすることがあります。この検査項目では円形脱毛症に関する遺伝的傾向を調べています。
円形脱毛症と聞くと、500円硬貨くらいの円形の脱毛の症状を思い浮かべますが、実際には様々なタイプがあります。500円サイズの脱毛斑が出来る「単発型」の他にも、円形の脱毛斑が2か所以上発症する「多発型」もあります。脱毛班が結合すると蛇のように脱毛箇所が広がることがあり、そういった症状のものは「蛇行型」と呼ばれています。また、重症度で見た場合も、より重症なものでは脱毛斑が頭部全体に広がり、すべての毛が抜けるタイプや、さらに眉毛や体毛なども抜けるタイプもあり、それぞれ「全頭型」「汎発型」と呼ばれています。「全頭型」「汎発型」になると治療が長期間になる可能性が高いとされています。