chatGENE(チャットジーン)

血清IgGレベル

免疫の中で大きな役割を担っているのが免疫グロブリン(Immunoglobulin、略称Ig)で、抗体とよばれ血液中や組織液中に存在しています。免疫グロブリンには、IgG、IgA、IgM、IgD、IgEの5種類があり、それぞれはたらく場所やタイミングが異なります。IgGは、IgMが生成された後に生成され始めます。免疫グロブリンの中で、最も多く血液中に含まれ、一般的に抗体検査というとこのIgGを調べることが多いです。IgGは比較的長期間持続されるとされており、その期間は数ヶ月〜数年とされていますが、ウイルスによっても異なります。IgGが消失すると再感染する恐れがあるため、ワクチンの接種などによって再度免疫を獲得することが望まれます。この検査項目では血液中の血清IgGレベルについての遺伝的傾向を見ています。

関連コラム

新型コロナウィルスのワクチンとIgG。コロナウイルスの表面にたくさんのトゲトゲがついているイメージ図をご覧になったことがある方も多いと思います。これを生物学的にSタンパク質と呼んでいます。新型コロナウイルスワクチンは、ワクチン接種によりこのSタンパク質に結合するIgGを体内で生成して、感染を予防することを目的としています。

参考文献

  • Genes Immun. 2012 Sep;13(6):509-13.
  • PLoS One. 2012;7(4):e32683.