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苦味感度

5つの味覚(甘味・塩味・酸味・苦味・うま味)の中で、最も複雑な遺伝的傾向を持つのが苦味の感度です。生まれつきの遺伝型が苦味を感じる程度に大きく影響を与えると考えられています。この検査項目では、苦味の感じやすさの遺伝的傾向を見ています。

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ギネス記録に認定されている世界一苦いものをご存知でしょうか?それは「デナトニウム」と言う物質です。10億倍に希釈しても苦みを感じるほど苦いといわれており、主に誤飲防止用としておもちゃや殺虫剤に使用されています。私たちの身近なもので言うと、ゲーム機で使用するSDカードタイプのカセットにも誤飲防止の目的で塗られており、口にするとかなり苦いとされています。
年を重ねていくうちに味覚は変化します。例えば、苦手だったビールの苦味がいつの間にかおいしいと感じるようになったという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?ちなみに、ビールの苦みはIBU(国際苦味単位)というビールの苦味の度合いを示す指標で表されます。日本の大手メーカのビールは、IBU16~25の範囲のものが多く、比較的苦味が少ないビールと言われています。人間が感じることが出来る苦味はIBU100程度までとされていますが、デンマークのミッケラー社が IBU1000という規格外のビールを発売しています。日本でも購入できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

参考文献

  • Hum Mol Genet. 2014 Jan 1;23(1):259-67.
  • BMC Genomics. 2018 Sep 17;19(1):678.