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満腹感

食事によりお腹が満たされて満腹感を感じると、脂肪細胞からレプチンというホルモンが分泌されます。レプチンは、満腹中枢を刺激して脳に食べ過ぎを防ぐサインを送ります。レプチンは他にも、交感神経を活発化させて脂肪を燃やし、エネルギー消費を促すはたらきをします。つまり、レプチンは食べる量を減らし、消費エネルギーを増やすことにより、体に蓄えられたエネルギーを減らす役割を担っています。この検査項目では、満腹感の感じやすさについての遺伝的傾向を見ています。

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満腹感を調整してくれるレプチンを活性化させることで食べ過ぎを防ぐことができます。満腹感を感じ始めるのは食事開始から約20分後と言われています。そのため早食いは、レプチンが満腹中枢に作用し満腹を感じる前に、必要以上に食べ過ぎてしまう傾向があり、肥満のもとと言われています。十分に咀嚼をし、ゆっくりと食事をとることで、レプチンが作用し必要以上に食べ過ぎることを抑えることができます。またレプチンは睡眠時間が短いと分泌量が減ってしまうことが研究で分かっています。そればかりか睡眠不足は、グリセリンという空腹を感じるホルモンを増やすと言われており、食事管理には十分な睡眠を確保することも大切です。

参考文献

  • Nat Genet. 2012 Feb 19;44(3):302-6.
  • Hum Genet. 2010 Mar;127(3):287-94.
  • Hum Mol Genet. 2010 May 1;19(9):1846-55.
  • Hum Mol Genet. 2013 Sep 1;22(17):3597-607.
  • Nat Commun. 2016 Feb 1;7:10494.