脳には神経細胞(ニューロン)と呼ばれる情報を伝える細胞がたくさんあり、それをサポートするのがグリア細胞の一種「アストロサイト」です。そのアストロサイトが神経活動の上昇時に分泌するカルシウム結合タンパク質が「S100B」です。S100Bはアストロサイトからニューロンへのシグナル伝達物質として働くことで、脳内で神経活動を調節しています。また、アルツハイマー病やてんかんなどの神経疾患患者の脳脊髄液中ではS100Bの濃度が高いことが知られている他、S100Bは炎症マーカーとしても利用されます。傾向値が高いほど、S100B値が高くなりやすい遺伝的傾向にあります。