酒さ(顔面紅潮)
酒さとは、主に鼻や頬や首が赤くお酒を飲んだ時のようになり、ほてりの症状が続く皮膚の疾患です。場合によってはニキビのような吹き出物を伴うケースもあります。正確な原因は不明ですが、遺伝的要因が大きく関わっていると予測されています。この検査項目では酒さ(顔面紅潮)に関する遺伝的傾向を見ています。
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酒さの進行度合い
- ステージ1:頬と鼻が繰り返し赤くなります。チクチクすることもあります。
- ステージ2:常に皮膚が腫れたような状態になります。
- ステージ3:顔の赤みに加えて、小さな吹き出物が生じます。
- ステージ4:鼻の周囲の皮膚が赤く膨らみ、団子鼻になります。
酒さの分類
1型:繰り返し赤みが生じるタイプです。拡張した毛細血管が見えることもあります。「紅斑毛細血管拡張型」とも呼ばれています。
2型:持続的なほてりに加え、ニキビのような赤い丘疹や膿疱が出現します。「丘疹膿疱型」とも呼ばれています。
3型:瘤(こぶ)ができるタイプで、鼻が赤みを伴ってだんご鼻のように変形している「鼻瘤(びりゅう)」を生じやすいですが、顎、額、耳、眼瞼などに症状が出ることもあります。「瘤腫型(りゅうしゅがた)」とも呼ばれています。
4型:目の周りや目自体に症状が出ます。軽い目の乾燥から角膜炎・結膜炎まで症状の重さは様々です。
参考文献
- Hum Mol Genet. 2018 Aug 1;27(15):2762-2772.