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骨粗鬆症と骨折のリスク

骨折は、骨に強い外的圧力がかかりその圧力に骨が耐え切れずに折れてしまう現象です。しかし、骨粗鬆症(骨自体が丈夫ではない状態)では、日常的な生活をしているだけで、骨折をしてしまうことがあります。そういったことからも、骨を健康健康な状態に保つことはQOLの維持と同義と言えます。この検査項目では、骨粗鬆症と骨折についての遺伝的傾向を見ています。

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私たちの骨は通常体内で常に作り直されています。一般的には1年間で20%がリモデリング(作り直し)されると言われています。この作り直しの過程は、一度古くなった骨を壊し、吸収し、新しい骨を作る、というサイクルになっています。このサイクルのバランスが崩れると骨が正常に再生されずに骨がスカスカになってしまいます。これが骨粗鬆症発症のメカニズムです。骨粗鬆症は加齢に伴って増加傾向にあり、特に閉経後の女性に多く見られ、女性ホルモンの減少と深い関わりがあると考えられています。予防方法は、十分な量のカルシウムを摂取し、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDやビタミンKなどの栄養素を併せて摂取することです。また骨は物理的な負荷がかかると骨が強くなり骨密度が増えやすいと言われております。日光によるビタミンDの合成を促しなら、ウォーキングやジョギングのような適度な運動を行うことも良いとされています。

参考文献

  • Nat Genet. 2012 Apr 15;44(5):491-501.