アキレス腱の怪我のリスク
アキレス腱は足首の後ろにある太い腱で、「ふくらはぎの筋肉」と「かかとの骨」をつなぐ私たちの体で最も力強い腱の一つです。過度な運動や誤った方法での運動はアキレス腱炎または断裂を引き起こす可能性があります。特にアキレス腱炎は慢性的に進行しやすいとされているので注意が必要です。この検査項目ではアキレス腱の怪我のリスクに関する遺伝的傾向を見ています。
関連コラム
- アキレス腱の由来
アキレス腱は、ギリシャ神話のアキレスから来ているというのは有名な話です。アキレスは生まれて間もなく、不死身の肉体になるとされている川の水に全身浸けられました。しかし、その時母親がつかんでいたかかとだけが水に浸からず、かかとの部分のみ生身のままで残りました。結果、アキレスはかかとが唯一の弱点となり、戦争時にその弱点のかかとを弓で射抜かれて、それが原因となり命を落としました。この神話から、かかとの腱が「アキレス腱」と呼ばれるようになり、さらには致命的な弱点の代名詞として使われるようになったと言われています。
- びっくり!キリンのアキレス腱
キリンをよく観察すると、膝が私たちの膝とは逆方向の“くの字”に折れ曲がっていることに気が付くと思います。しかし、実はそこは膝ではなく、かかとなんです。関節のすぐ上をよく見ると、うっすらと浮き出たアキレス腱を見つけることができます。では、キリンの膝はどこにあるのでしょうか?キリンのひざは、おなかと同じくらいの高さにあります。キリンのひざ下に見えていた部分は、人間でいう足の裏に相当することになります。キリンの他にもダチョウも同じような足の構造をしています。動物園に行った時はぜひ注意深く観察してみてください。
参考文献
- Br J Sports Med 2009 Jul;43(7):514-20.