症状
初期の関節リウマチは、小さな関節(指、つま先)より、中間の関節や第一関節に最初に炎症が現れる傾向があります。初期の症状としては寝起きに手のこわばる感じがあります。病気が進行するにつれて、症状は通常手首、膝、足首、肘、股関節、肩に広がり、ほとんどの場合、両側の同じ関節で対称的に発生します。他にも、全身の疲労感や関節の痛みなどで、不快感を感じることが多い疾患とされています。
関節は関節液を生成する薄い膜である滑膜(かつまく)に囲まれており、関節リウマチはこの滑膜の持続的な炎症反応を特徴とする慢性炎症性疾患です。米国とヨーロッパのリウマチ学会が罹患関節数、血清検査、急性期反応物質、症状持続期間などを総合した診断基準を発表しており、早期診断に活用されています。
初期の関節リウマチは、小さな関節(指、つま先)より、中間の関節や第一関節に最初に炎症が現れる傾向があります。初期の症状としては寝起きに手のこわばる感じがあります。病気が進行するにつれて、症状は通常手首、膝、足首、肘、股関節、肩に広がり、ほとんどの場合、両側の同じ関節で対称的に発生します。他にも、全身の疲労感や関節の痛みなどで、不快感を感じることが多い疾患とされています。
関節リウマチは、正確な原因が明らかになっていない自己免疫疾患で、自己の免疫システムが健康な関節組織を攻撃することで起こります。遺伝的素因がある可能性も指摘されており、細菌やウイルス感染などが関節リウマチの発症の契機になるとも考えられています。
主に問診と血液所見で診断がなされますが、補助的にX線検査を用いることもあります。身体所見が最も重要な診断要素であり、血液検査の結果からリウマチ因子が出たとしても症状がなければ関節リウマチとは診断されません。また無治療の状態で症状が進行すると関節破壊が起こる可能性があるため、関節破壊の有無を確認するためにX線検査が用いられます。
薬物療法、理学療法、外科的治療などがあります。薬物治療には、非ステロイド系抗炎症薬やステロイド、抗リウマチ薬などがあります。理学療法は温熱、氷、赤外線、超音波などの刺激を利用したいわゆるリハビリテーションで、症状を緩和・改善させる目的で実施されます。外科的治療は、炎症のひどい関節滑膜(かつまく)を内視鏡を使い除去する方法や、著しい関節破壊が認められたときに人工関節を置換する方法があります。
原因は明確ではなく、自己免疫疾患に分類されるため、早期診断による治療が重要です。また関節の破壊を予防するために毎日の適度な運動が大切です。