オメガ-6脂肪酸はオメガ-3脂肪酸と同様に私たちの健康を守る上で欠かすことのできない必須脂肪酸です。どちらも全身の細胞の材料になるなど、体内で非常に重要な働きをしており、体内で生成できないため、食品から摂取する必要があります。コレステロールを低下させる効果やアレルギー症状を改善させる効果、生活習慣病の予防に効果がありますが、脂肪なので過剰な摂取には注意が必要です。この検査項目ではオメガ-3脂肪酸の濃度についての遺伝的傾向を見ています。
オメガ-6脂肪酸とオメガ-3脂肪酸はお互い正反対の役割をになっており、どちらか一方を多く摂取するともう一方が抑制されるという性質を持っています。例えば、オメガ-6脂肪酸は白血球を活性化して病原菌などと戦う働きをしますが、逆にオメガ-3脂肪酸は白血球の働きを抑制し炎症を抑える効果等があることが分かっています。そのため、それぞれをバランスよく保つことが非常に重要です。厚生労働省の食事摂取基準では、オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸の摂取比率は4:1程度とされています。しかしながら、現代人のオメガ脂肪酸6とオメガ3脂肪酸の摂取比率は、6:1や10:1とも言われ、オメガ6脂肪酸を取りすぎている傾向にあります。多くの加工食品に含まれているため知らず知らずのうちに多く摂取してしまいがちですが、摂取バランスの乱れが心臓病での死亡リスク高めることを示唆する報告などもあるので、それぞれをバランスよく摂取することが大切です。