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肥満

体内に脂肪組織が過剰な状態を肥満と言います。不規則な食習慣、運動不足、エネルギー過剰摂取などの環境的要因と、生来の遺伝的要因が複合的に関連しています。この検査項目では、肥満になりやすさについての遺伝的傾向を見ています。

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肥満と腸内細菌叢(腸内フローラ)の関係は、近年の研究で注目されているテーマです。テレビや雑誌などで「ヤセ菌」や「デブ菌」などの単語を聞いたことはあるのではないでしょうか?腸内に生息する細菌の種類を表す言葉で、ヤセ菌とデブ菌どちらが多いかによって瘦せやすさが変わると言われています。ヤセ菌は水溶性食物繊維をエサにして短鎖脂肪酸を作り出します。この生成される短鎖脂肪酸には、脂肪が栄養分を取り込むのを抑える働きや、全身の代謝を活性化してエネルギー消費量を増やす働きがあります。このヤセ菌を腸内で増やすためには、ヤセ菌の好物である「水溶性食物繊維」を摂取することが一番です。ごぼうやオクラなどの野菜をはじめ、アボカド、キノコ類、海藻類に多く含まれております。これらを毎日バランスよく食べることがヤセ菌を増やす近道です。また腸内の善玉菌が増えると、ヤセ菌の働きが活性化することも分かっており、オリゴ糖を豊富に含む玉ねぎやはちみつを食べたり、発酵食品であるヨーグルトや味噌などを食べることでヤセ菌が活性化します。

参考文献

  • Nat Genet. 2011 Jun 26;43(8):753-60.
  • Nat Genet. 2009 Feb;41(2):157-9.
  • Nat Genet. 2013 May;45(5):501-12.
  • Hum Mol Genet. 2019 Oct 1;28(19):3327-3338.
  • Nat Genet. 2009 Jan;41(1):25-34.