ニコチン依存性
タバコに含まれるニコチンには強い依存性があるため、タバコをやめることは容易ではありません。ニコチンの依存の程度には個人差が大きいとされています。この検査項目ではニコチン依存性発症に関する遺伝的傾向を見ています。
関連コラム
- 禁煙が難しい理由
ニコチンはたばこの葉に含まれる強い依存性のある成分で、喫煙によって体内に取り込まれます。血管内に入り込んだニコチンは中枢神経で報酬系と呼ばれる神経回路に作用することで快楽をもたらします。これが禁煙を難しくする理由の1つです。また、喫煙が習慣になっていることによって、吸わないと口さみしくなったり、手持ち無沙汰になることで、タバコを欲しくなることもあります。ちなみにニコチンへの依存度はや若いうちから吸い始めた人ほど依存度が高くなる傾向にあり、若くから喫煙している人ほど禁煙が難しいと考えられます。タバコをやめるには原因別に対処するのが良いでしょう。まずニコチン依存に関してはニコチンパッチなどで対処する必要がありますが、ニコチンの代謝速度などによっても対処法が変わることもあるので、何度も禁煙に失敗しているという人は、禁煙外来など専門家に相談するのがおすすめです。
参考文献
- Transl Psychiatry. 2015 Oct 6;5(10):e651.
- Addiction. 2012 Nov;107(11):2019-28.
- Hum Mol Genet. 2007 Jan 1;16(1):24-35.