症状
以下のような症状があります。首のこぶ、血が混ざった鼻水、薄くて澄んだ色の漿液(しょうえき)が出てくる中耳炎、耳のつまりや聴力低下、そして片側の鼻詰まりなどです。鼻咽頭がんが進行して脳側を浸潤すると、脳神経麻痺を引き起こすことがあります。
鼻咽頭とは、脳の真下に位置する鼻と口腔部位を指し、ここに生じた悪性腫瘍を上咽頭がんといいます。風邪や咽頭炎などにおける一般的な症状と似ているため、早期に発見するのは難しいとされています。扁平上皮がんが多いとされています。世界的に10万人に1人の割合で発生し、その他の地域に比べて東南アジアで多く見られいます。
以下のような症状があります。首のこぶ、血が混ざった鼻水、薄くて澄んだ色の漿液(しょうえき)が出てくる中耳炎、耳のつまりや聴力低下、そして片側の鼻詰まりなどです。鼻咽頭がんが進行して脳側を浸潤すると、脳神経麻痺を引き起こすことがあります。
ウイルス(Epstein-Barr Virus)感染や慢性的な鼻の炎症、不潔な衛生環境、鼻咽頭のつまりにより、リスクが高まります。また、すべての年齢で発生する可能性がありますが、主に30〜50歳の男性に多く発症すると言われています。
内視鏡を用いて鼻咽頭腫瘤の組織を検査し、頸部リンパ節が大きくなった所見がある場合は、細い針でリンパ節を刺して検体を抜いて検査します。病理検査で鼻咽頭がんと判定された場合は、CT撮影とMRI検査により部位の経過を確認します。全身に転移しているかを確認するために腹部超音波、骨シンチグラフィー検査、陽電子放出断層撮影(PET)を行います。ウイルス(EBV)に対する血液検査を実施することもあります。
X線や陽子線などの放射線を使用してがん細胞を破壊した後、化学療法を併用し、他の場所に広がったがん細胞や残っているがん細胞を破壊します。全身に転移した可能性がある場合や、放射線療法が効果的ではない可能性がある場合には、抗がん剤治療を行います。鼻咽頭がんが発生した部位は手術で取り除くのが難しいため、手術はあまり考慮されませんが、再発した場合は手術をすることもあります。
頸部の腫脹(しゅちょう)や片方の鼻詰まりが持続する場合、耳鳴りなどの症状があるときは、細針吸引検査や鼻内視鏡検査を行い、早期診断に努めます。ウイルス(Epstein-Barr Virus)や不潔な衛生環境や食べ物などに関連している可能性が報告されているので、普段から衛生管理を徹底し、新鮮な果物や野菜を摂取することが大切です。