朝型人間・夜型人間
一般的に、早起きが得意で朝から活動的な人は「朝型」、逆に夜に集中したり遅くまで活動できる人は「夜型」と呼ばれます。人は生まれつき睡眠パターンが決まっており朝型、夜型のどちらかに分類できるという説もあります。それぞれが持っている生体時計のことをクロノタイプ(Chrono type)といいますが、近年の研究では、そのクロノタイプは遺伝子の影響を受けていることが分かってきました。遺伝的要因と生活パターンの関係が今後さらに解明されていくことが期待されています。この検査項目では、朝方・夜型に関する遺伝的傾向を見ています。
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- 朝型人間か夜型人間かは遺伝子で決まっている!?
年齢や生活パターンによって朝型・夜型が変化することもありますが、生まれつき朝型か夜型かは遺伝子により決まっていると主張する研究結果も多く存在します。もし仮にそうだった場合、一般的には朝の時間の方が集中力が高まり効率がよいと言われていますが、遺伝子のタイプによっては夜遅い時間の方がパフォーマンスが高い人もいるかもしれません。それはつまり、現代社会の朝9時~夕方18時までを基準としたライフスタイルが、遺伝子レベルでミスマッチな人が多く存在するということを意味しています。将来的には、定時でない時間帯の方がパフォーマンスが高まる人がいるという事実を踏まえて、より柔軟な働き方が推進されていくことにつながるかもしれません。パフォーマンスを最大限発揮するために、自分の体内時計の特性に合わせた計画をたててみるのも良いかもしれません。
参考文献
- PLoS Genet. 2016 Aug 5;12(8):e1006125.
- Nat Commun. 2016 Mar 9;7:10889.
- Nat Commun. 2016 Feb 2;7:10448.