マグネシウムはミネラルの1種で、多くの体内酵素の働きとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つ作用があります。マグネシウムは、ナッツ類や魚介類、豆類に多く含まれています。魚介類に多い理由は、マグネシウムが海水に多く含まれているためです。マグネシウムが慢性的不足すると、吐き気や精神障害の症状が現れたり、筋肉の痙攣を起こすリスクが高まります。この検査項目では、体内に保有されるマグネシウムの量の遺伝的傾向を見ています。
マグネシウムは、古代ギリシアのマグネシアという地域で採掘されたことから、その名前が付けられました。体内で起こる300種類以上もの酵素反応やエネルギー産生に関わる重要なミネラルです。マグネシウムはカルシウムとの関係性も深く、骨や歯の形成にも欠かせません。人間の体内に存在するマグネシウムは約25gで、そのうち50~60%は骨に分布しています。マグネシウムが豊富に含まれる食品(100gあたり)の例としては、ほたて貝約59mg、サバ缶詰(みそ煮)約29mg、絹ごし豆腐約50mg、バナナ約32mgです。摂取する際の参考にして下さい。豆腐をつくるときに凝固剤として使用される「にがり」、主成分が塩化マグネシウムで、そのほか亜鉛や鉄、リンなどのミネラルが豊富に含まれています。一時期、「にがり」を水に溶かして飲む健康法や、「にがり」を使ったダイエットが流行しました。一方で、マグネシウムは下剤としても利用されており、個人差はありますが過剰に摂取すると下痢を起こすことがあるので、摂取量にはお気を付けください。