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肥満とうつ病

肥満とうつ病には相関関係があるとされています。FTOという遺伝子がBMIに影響し、うつ病発症リスクの増減にも関与しているというデータがあります。この検査項目では、肥満とうつ病についての遺伝的傾向を見ています。

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うつ病は、エネルギーの過剰摂取が主因となって引き起こされる病態(肥満、メタボリック症候群、糖尿病など)と双方向性の関連性があると言われております。うつ病の方の肥満のなりやすさは一般人の1.5~2倍と発表されています。精神疾患による食生活や生活習慣の乱れや、精神疾患の治療薬の副作用による体重増加などがうつ病の方が肥満になりやすい理由とされています。 肥満や過体重は世界的な健康上の課題となっています。イギリスでは成人の4人に1人が肥満に該当し、さらに子供の肥満率も増えてきているとされています。肥満は2型糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクを高めるだけでなく、心筋梗塞など命に関わる疾患のリスクも高めるためケアが必要です。また、肥満がうつ病を引き起こし、幸福感を低下させるという、肥満とうつ病の相関関係も複数の研究で明らかになっています。心身の健康のためには、食事や運動などを意識しながら、体重を適切にコントロールすることが何よりも大切です。

参考文献

  • Bipolar Disord. 2016 Mar;18(2):124-35.
  • Mol Psychiatry. 2013 Dec;18(12):1281-6.