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鉄分濃度

鉄は、赤血球のヘモグロビンの構成成分として、全身に酸素を運ぶ役割をする必要不可欠なミネラルです。この検査項目では血中の鉄分濃度についての遺伝的傾向を見ています。

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鉄分は大きく2種類に分類されます。赤身肉や魚に多く含まれ、タンパク質と結合した状態で存在する鉄成分を”ヘム鉄”と言い、体内での吸収率が高いという特徴があります。対して野菜や牛乳、卵などに多く含まれている鉄成分を”非ヘム鉄”と言い、こちらはタンパク質と結合していない無機鉄を指します。鉄分はミネラルのなかでも比較的吸収率が低い成分と言われているため、ヘム鉄を含む食材を中心に、鉄分摂取を心がけるのがよいでしょう。鉄分と結合し、体内での鉄分吸収を妨げる成分としてタンニンがあります。タンニン自体には抗酸化作用もあり悪い成分ではないですが、タンニンを摂取し過ぎることで貧血を誘発する原因となることもあります。特に赤ワインにはタンニンが多く含まれているので鉄分不足にならないよう、鉄分を多く含む食品と合わせて飲むのがよいとされています。

参考文献

  • Nat Commun. 2014 Oct 29;5:4926.
  • Hum Mol Genet. 2011 Mar 15;20(6):1232-40.
  • Blood. 2010 Jan 7;115(1):94-6.