股関節骨折
股関節骨折とは、股関節の一部を構成する大腿骨の上部が部分的または完全に折れてしまうことを指します。股関節骨折の起こりやすさは、年齢、病気の有無、性別などの要因によって変わってきますが、遺伝的な要素も関係しています。股関節骨折に影響を与える遺伝子は、転倒リスクの増加や、アルツハイマー病の増加とも関連しているとされています。この検査項目では、股関節骨折についての遺伝的傾向を見ています。
関連コラム
- 股関節の骨折とは
この股関節の骨折は特に高齢者に多く、骨粗鬆症が大きく関連しています。高齢者では骨粗鬆症などで骨の強度が下がっている場合に、大きな衝撃が加わらなくても、転倒したり、日常の何気ない動作だけでも股関節を骨折してしまうことがあります。股関節を骨折してしまった場合、手術に耐えられるような体の状態であれば手術を行います。一方、手術をしない保存治療の場合には、ベッドに長期間寝たきりになるため、その間に別の疾患になってしまうリスクや、体力が落ちて再度自力で歩行することが困難になってしまうこともあります。股関節の骨折は日常生活を脅かす非常に危険なけがですので、そのためにも骨粗鬆症にならないような生活習慣・食習慣を心がけるようにしてみて下さい。
参考文献
- Cell Rep Med. 2022 Oct 18;3(10):100776.