髪の色
髪の色は、メラニン色素の種類と量で決まり、メラニンは「黒~褐色のユーメラニン」と「黄~赤色のフェオメラニン」に分かれます。アジア人の髪はユーメラニンが多く、メラニンの総量が多いため、黒い髪になりやすいです。この検査項目では髪の色に影響を与える遺伝的傾向を見ています。
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髪の色とメラニンの関係
髪の色は、主にメラニンと呼ばれる色素によって決定されます。メラニンには2種類あり、ユーメラニンとフェオメラニンに分かれます。
- ユーメラニン(黒色メラニン):茶色から黒色までの範囲の髪の色を決定する主要な色素です。これは暗い髪色の原因です。
- フェオメラニン(赤色メラニン):黄色から赤色の髪の色に関連しています。通常、フェオメラニンは比較的生成量が少なくなりやすいと言われています。
髪の色は、ユーメラニンとフェオメラニンの量と比率によって決定されます。通常ユーメラニン量が多いと暗い髪の色になります。フェオメラニンの比率が高く、メラニン総量が少ない場合はブロンドになり、フェオメラニンの量が多い髪は赤髪になります。
世界一珍しい髪の色は何色?
英語ではレディシュと呼ばれる赤い髪が最も珍しく、世界人口の約1%しかいないとも言われています。赤毛はMC1R遺伝子の変異が主な原因であるとされています。スコットランド・アイルランドなどに多く見られますが、減少傾向にあり、このままだと将来的に赤毛の人がいなくなってしまうことが懸念されるほど稀有な存在となっています。
参考文献
- PLoS Genet. 2008 May 16;4(5):e1000074.
- Nat Commun. 2018 Dec 10;9(1):5271.