症状
腫瘍が浸潤した場所によっては症状が異なることがあり、頭痛、嘔吐、めまい、人格障害や知的機能の障害、てんかんなどの症状が現れることがあります。また、他にも感覚麻痺、運動性失語、感覚性失語、記憶力減退、歩行障害、眼球運動障害、嚥下困難などの症状も報告されています。
神経膠腫(こうしゅ)は、脳や脊髄の内部にある神経膠細胞で発生する腫瘍で、ほとんどが周辺の正常組織に侵襲して成長し、急速な進行を示します。手術、放射線治療、抗がん剤を用いた化学療法などの積極的な治療を行っても、ほとんどの場合、短時間で再発することが多く、予後が悪い腫瘍とされています。国内の神経膠腫患者数は年間約2800人程度という報告があります。
腫瘍が浸潤した場所によっては症状が異なることがあり、頭痛、嘔吐、めまい、人格障害や知的機能の障害、てんかんなどの症状が現れることがあります。また、他にも感覚麻痺、運動性失語、感覚性失語、記憶力減退、歩行障害、眼球運動障害、嚥下困難などの症状も報告されています。
明確な発生原因は不明とされていますが、複数の遺伝子異常が腫瘍発生に関わっていることが明らかとなっております。DNAが複製される際のエラーが、腫瘍形成に関わる遺伝子で生じることが腫瘍発生につながっていると考えられています。
患者からの病歴聴取と神経学的検査が中心となります。神経学的検査によって、視力、聴力、バランス維持力、調整力、筋力、反射神経を確認します。患者が特定の作業に困難がある場合、神経膠腫を疑う場合があります。また、CT撮影、MRI検査などの画像検査により腫瘍の兆候を見つけることができます。臨床的に病変が疑われているにもかかわらず、CT病変がない場合は、必ずMRIを実施する必要があります。あるいは、組織検査のために病変の一部の組織を採取して状態を診断します。
第一選択となる治療法は、腫瘍を最大限に排除する手術療法です。手術後は、補助療法として放射線療法を推奨し、同時に抗がん剤を用いた治療も必要に応じて実施します。また、免疫力を高めるための治療も並行しています。
正確な原因が明らかにされず、確実な予防法はありませんが、基本的にがん予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、体を動かすこと、適正な体形を維持すること、がんに関連するウイルス・細菌に対しての感染予防などが効果的だといわれています。