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脂質摂取量

脂質は私たちの体にエネルギーを提供し、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)の吸収を助けるなどのはたらきをする、重要な栄養素です。私たちの体の代謝と機能がスムーズに機能するためには、適切な量の脂質が不可欠です。この検査項目では、脂質摂取量の多さに関する遺伝的傾向を見ています。

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脂質は炭水化物とタンパク質とともにエネルギー源となる栄養素で、摂取量1gあたり約9kcalのエネルギー量です。炭水化物は1gあたり約4kcalのため、エネルギーの発生量を見ると脂質は効率の良いエネルギー源といえます。脂質は体内でも細胞膜を構成したり、ホルモンなどの体の機能をコントロールする成分の材料として機能したり、とても重要な役割を担っています。脂質の働きは種類により異なり、なかでも代表なものが中性脂肪です。肉や魚、食用油などに含まれ、人の体脂肪の大部分を占めます。中性脂肪は”脂肪酸”によって構成され、脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分けられます。飽和脂肪酸は主に肉やバターといった動物性食品に多く含まれており、こちらは体内で合成することができるため食事から大量に摂取する必要がありません。しかし食生活が欧米化し始めた日本では、動物性食品をよく食べるようになり、飽和脂肪酸の過剰摂取から、肥満や生活習慣病の原因として問題視されています。

参考文献

  • Mol Psychiatry. 2021 Jun;26(6):2056-2069.
  • Mol Psychiatry. 2019 Dec;24(12):1920-1932.