肌の弾力
肌の弾力とは、皮膚が伸びた後、元の位置に戻る能力を指します。皮膚の主な構造タンパク質であるエラスチンとコラーゲンが減少すると弾力が低下します。一般的には20歳あたりを境にコラーゲン量は減少の一途をたどります。加えて、紫外線、喫煙習慣、睡眠不足などが重なるとさらに肌の弾力低下が加速してしまいます。この検査項目では肌の弾力に関する遺伝的傾向を見ています。
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肌のハリ不足の原因
肌は表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの組織に分かれます。肌のハリに関わっているのは、その中の「真皮」です。真皮には血管・神経と共に、肌のハリ・弾力を維持する「コラーゲン」と「エラスチン」というタンパク質が存在します。このコラーゲン・エラスチンが紫外線や糖化、老化などで変性したり失われてしまうとハリがなくなってしまいます。
肌のハリを維持する習慣
コラーゲン、エラスチンは紫外線によりダメージを受けます。地上に降り注ぐ紫外線は2種類ありますが、その中のUVAがコラーゲン、エラスチンに影響を与えます。UVAは雲や窓を通り抜けるので、日ごろからケアをすることが大切です。日焼け止めを購入するときはUVAを防ぐ効果を表すPA値を確認してみて下さい。また、糖分とタンパク質が結合し、「AGEs(終末糖化生成物)」が生成される“糖化”にも気を付けましょう。糖化は弾力を失わせる原因になります。糖質の多い食べ物・飲み物は控え目にしたり、野菜を先に食べるなどの血糖値コントロールで、少しでも糖化を防ぎましょう。
参考文献
- Clin Cosmet Investig Dermatol. 2022 Mar 11;15:433-445.