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運動による中性脂肪の減少

中性脂肪とは、体脂肪の大部分を占める物質のことで、人間が活動する上でのエネルギー源になります。しかし、中性脂肪を摂りすぎると、体脂肪として蓄えられるうえ、糖尿病や心筋梗塞などの発症リスクが高まるとされています。中性脂肪の数値を下げるには、運動などにより消費エネルギーを増やすことが有効です。この検査項目では、運動による中性脂肪レベルの減少度合の遺伝的傾向を見ています。

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中性脂肪の値を減らすためには、有酸素運動が有効です。その有酸素運動の効果を高めるために『最大酸素摂取量の50〜60%の心拍数』程度の運動がよいといわれています。最大酸素摂取量は、専門機器でないと測定できませんが、運動の強度は心拍数を用いて表すことができます。その「カルボーネン法」と呼ばれている算出式は下記の通りです。
(220-自分の年齢-安静時心拍数/分)×運動強度(%)+安静時心拍数/分
例えば、55歳で安静時心拍数が60拍/分、、運動強度50%に相当する運動の場合、(220 – 55歳 – 60拍/分) × (50%) + 60拍/分 = 113拍/分になります。この場合、運動中に心拍数が113拍/分まで上がっていれば50%強度の運動ができていることがわかります。113拍/分になっていない場合は、強度を上げる必要があります。 ご自身の年齢や心拍数に応じて、適切な運動強度の確認をしてみましょう。

参考文献

  • Nat Commun. 2019 Jan 22;10(1):376.