心電図波形(QT間隔)とは、心電図波形の一部を指し、Q波が出始めてからT波の終わりまでの時間をいいます。心室の興奮の始まりから終りまでの時間を指します。この時間が長くなると、トルサード型の致死的不整脈を起こす場合があります。この検査項目では、心電図波形(QT間隔)に関する遺伝的傾向を見ています。
過去ギネスブックに掲載された世界一ゆっくりな心拍数をご存じでしょうか?通常、人間の心臓は1分間に60回ほど拍動しますが、世界一ゆっくりな心拍数は、1分間に28回でした。この心臓の持ち主は、自転車レースの最高峰「ツール・ド・フランス」で、前人未到の5連覇という快挙を成し遂げたミゲル・インデュライン選手。そんな彼は「スポーツ心臓」の持ち主で、「スポーツ心臓」とは、アスリートなどが激しい運動を繰り返すうちに、運動時にたくさんの血液を全身に流せるように心臓が適応し、大きく厚くなり(心肥大)、安静時の心拍数が少なくなった状態を指します。一説には一般人の2倍近くの大きさになることもあるようです。サイズが大きくなると、一度に送りだせる血液量が多いため、安静時には送り出す回数が少なくて済むというわけです。