心電図波形(PR間隔)
心電図波形(PR間隔)とは、心電図波形の一部を指し、P波が出始めてからR波の終わりまでの時間をいいます。心房の興奮から心室の興奮の始まりまでの時間を指します。この時間が短いと動機などの症状がでる場合があります。この検査項目では、心電図波形(PR間隔)に関する遺伝的傾向を見ています。
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恋のドキドキは不整脈?
不整脈とは、心臓の規則正しいリズムの”乱れ”のことをいいます。心臓は右心房にある洞結節から電気刺激が出されることにより、心臓の筋肉が収縮し血液は体全体へ送られます。この電気の流れや発生の異常により不整脈となり、大きく分けて3つに分類されます。
- 脈が遅くなる「徐脈性不整脈」
- 脈が速くなる「頻脈性不整脈」
- 脈がとぶ「期外収縮」
さて本題です。ドキドキすると脈が速くなりますよね?ではこれは不整脈なのでしょうか。このドキドキは、心臓(洞結節)の異常ではなく、自律神経と関係しています。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があります。交感神経は、心身を緊張させ、脈拍は速く、興奮状態にします。副交換神経は、心身をリラックスさせ、脈拍はゆったりと、鎮静状態にします。恋愛中は、まだあまり知らない相手にときめき、一種の緊張状態であるため交感神経が活発に働き、ドキドキしているといえます。恋の病という言葉もありますが、恋のドキドキはいたって健全なものなので心配は不要です。
参考文献
- Heart. 2018 Jun;104(11):904-911.
- Nat Genet. 2010 Feb;42(2):149-52.