肌のくすみ
肌のくすみレベルは肌の光反射率を調べることで測定することができます。肌の光反射率は、皮膚のメラニン含有量の間接的な尺度であり、メラニンは私たちの肌のくすみの原因で、遺伝と環境の両方から影響を受けます。この検査項目では、肌の反射率と関連する遺伝子を検査することで、くすみやすい肌かどうかの遺伝的傾向を見ています。
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くすみには様々な原因があり、原因別に大きく分けると以下の5タイプがあります。
茶くすみ
メラニンが蓄積し、顔全体が日焼けのように茶色っぽく、くすんで見えるのが茶くすみです。洗顔やメイク落としの摩擦刺激や紫外線の影響でメラニンが過剰生成され、さらにターンオーバーが乱れるとうまくメラニンを排出できずにメラニンが沈着してしまい発生します。
乾燥型グレーくすみ
肌の水分量低下で肌の透明感が失われるタイプのくすみです。乾燥で毛穴が開きキメが乱れる、光を均一に反射できなくなり、くすみが生じます。
角質肥厚型グレーくすみ
肌がごわつき、ツヤがでなくなるタイプのくすみです。ターンオーバーの乱れによって古い角質がたまり、皮膚が固くなることでくすみが生じます。
黄くすみ
肌全体が黄色っぽくくすむタイプのくすみです。皮膚のタンパク質や脂肪が糖と結び付く“肌の糖化”によりくすみが生じます。(詳しくは検査項目「肌の老化」のコラムをご確認ください)
青くすみ
青黒く疲れた印象を与えるタイプのくすみです。睡眠不足や運動不足、栄養不足などにより血行が悪くなることで肌の赤みが失われ、くすみが生じます。また、老廃物がたまる事も顔全体がくすんで見える原因になります。
参考文献
- Am J Hum Genet. 2007 Dec;81(6):1119-32.