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直接ビリルビン濃度

直接ビリルビンは、肝臓で生成された代謝物で、抱合型ビリルビンとも呼ばれます。ヘモグロビン分解で生成された形態とは異なり、水溶性であるため尿で排出が可能です。肝疾患などの肝臓関連の代謝に問題がある場合、直接ビリルビンは上昇する可能性があります。この検査項目では、直接ビリルビン濃度についての遺伝的傾向を見ています。

関連コラム

  • ビリルビンの種類は2種類ある
  • 古くなった赤血球が破壊される際に出てくるビリルビンのことを"間接ビリルビン”といい、間接ビリルビンが肝臓へ運ばれ、処理されて胆汁中に入ると“直接ビリルビン”となります。この直接ビリルビンと間接ビリルビンを合計したものを総ビリルビンといいます。血液検査では総ビリルビンの数値と直接ビリルビンの数値を検査し、2つの数値の差で間接ビリルビンを計算しています。どのビリルビンの数値が高いかによって、どの臓器に問題が起こっているのか、どのような病気の可能性があるのか判断することができます。
  • 直接ビリルビンの数値が高い場合に考えられる疾患は・・・?
  • 総ビリルビンのうち、肝臓で処理された後のビリルビンを直接ビリルビンと呼びます。肝障害、胆汁うっ滞、閉塞性黄疸で増加するとされています。数値が高い場合には腹部超音波検査を行い、原因疾患の特定をする必要があります。

参考文献

  • Nat Genet. 2021 Feb;53(2):185-194