大脳皮質の表面積とは、人間の脳のしわをすべて広げた場合の脳の総表面積の事です。大脳皮質の表面積は新聞紙一面(約2,200 ㎠)くらいの大きさと言われています。傾向値が高いほど、大脳皮質表面積が広い遺伝的傾向にあります。本レポートの参照論文では、大脳皮質の表面積に影響を与える遺伝子変異は、胎児期の神経前駆細胞における遺伝子調節活性を変えることが示されました。また、大脳皮質の表面積と、一般的な認知機能や教育到達度との間には、有意な正の遺伝的相関が見られました。これは、大脳皮質の表面積が大きいほど、認知機能や教育到達度が高くなる傾向があることを示唆しています。