カフェインを摂取すると、神経筋機能の改善や疲労感の軽減につながるため、特に持久系運動では、パフォーマンス向上に繋がると考えられています。この検査項目では、カフェイン摂取が運動能力に与える影響についての遺伝的傾向を見ています。
かつてプロスポーツの世界ではカフェインは興奮剤としてドーピング機構の禁止薬物リストに入っていましたが、2004年にリストから除外されました。その後カフェインがパフォーマンス向上に効果があるという科学的根拠が示され、今ではアスリートのカフェイン摂取は当たり前になってきました。2020東京オリンピックでは卓球女子の平野美宇選手が休憩時間にカフェラテを飲む様子が中継され、一部で注目を集めました。カフェインは、適量摂取をすれば、パフォーマンス向上の他にも疲労感の軽減・眠気覚まし・頭痛軽減などにも期待できるといわれています。成人では一日400mgまでが許容量であり、運動の60分前に摂取すると効果があるとも言われています。市販のエナジードリンクには適量カフェインが含まれているので、ここぞという場面で飲んでいる人も多いのではないでしょうか。