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抗酸化力

私たちの体はエネルギーを作り出すために酸素を必要としていますが、取り込まれた酸素の一部が通常よりも活性化された状態になることを活性酸素と言います。活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能として働く一方で、過剰な生産は細胞を傷つけ、老化の加速や疾患をもたらす要因となります。抗酸化とは、そういった活性酸素の働き阻害する作用のことです。この検査項目では、からだが活性酸素により酸化することを抑制する力の遺伝的傾向を見ています。

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抗酸化は、からだに良さそうなイメージを持たれている方は多いと思いますが、具体的にどういう状態を指すのでしょうか。釘が酸化して茶色く錆びたり、リンゴが酸化して茶色く変色するように、人間のからだも酸化します。人間のからだが酸化するとどのような影響があるのでしょうか。からだや血管の老化、シミやシワ、肌あれなどの肌トラブル、生活習慣病やがんの要因になったりと、さまざまな体のトラブルの原因になると言われています。「抗酸化」とは、これらの元凶となる「からだの酸化を抑える」ということ。しかし呼吸をするだけでも、からだは酸化するため、生きていくうえで避けて通ることはできません。だからこそ、からだを酸化させない「抗酸化」がとても重要です。抗酸化力を高めるために毎日食べる食事に、抗酸化力があるとされているものを取り入れるのはいかがでしょうか?トマトやナス、ピーマン、カボチャ、ほうれん草となどの野菜や、スイカやぶどう、ブルーベリーなどの果物がよいとされています。これらの共通点は、“カラフル”なこと。太陽に照らされても瑞々しく育つカラフルな食材には、紫外線による酸化に負けないために、抗酸化力のある成分がたくさん備わっているとされています。

参考文献

  • Blood Transfus. 2021 Jul;19(4):309-316.