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無酸素運動適合性

短距離走選手やウエイトリフティング選手など瞬発的な力を必要とする選手を対象にした研究によって、瞬発的に力を発揮する速筋の筋機能の発達に遺伝要因が影響していることが判明しました。また運動により発生する酸化ストレスは、筋肉や臓器に損傷を及ぼすこともありますが、この酸化ストレスの排除効率にも遺伝要因が影響していることがわかっています。この検査項目では、瞬発的な運動に適しているかについての遺伝的傾向を見ています。

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瞬発的な力を必要とする競技は多く存在していますが、その中で最も瞬間的に力を使用する競技の一つが重量挙げ(ウエイトリフティング)です。重量挙げは少しハードルが高いですが、高重量を扱う筋トレであるスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの3つは、初心者でも比較的取り組み安い種目です。それらの3つのトレーニングは、筋トレの中でも大きな筋肉を鍛える種目のため、「ビック3」と呼ばれており、初心者から上級者まで欠かすことのできない筋トレの中心となる種目です。
究極の無酸素運動と呼ばれている競技をご存知ですか?それは陸上400m走です。400m走は短距離走に分類され、完走までの間、選手はほぼ酸素を取り入れずに走り切ります。そのため、ランナーは筋肉に蓄えた糖質を一時的にエネルギーへ変えながら駆け抜けます。人間が全力で走ることが出来る時間は42秒が限界とされていますが、400m走は世界記録でも42秒03のため、人間の活動限界を超えた究極の無酸素運動と言えます。

参考文献

  • J Sports Sci. 2014;32(4):375-82.
  • Appl Physiol Nutr Metab. 2015 Apr;40(4):316-22.
  • Free Radic Res. 2014 Aug;48(8):948-55.