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アルコール依存症

アルコール依存症は、お酒を飲む人なら誰でも発病の可能性がある、"精神と肉体の病気"です。長期間にわたり大量飲酒を続けると、「アルコールへの精神的・身体的依存」が形成され、どうしても飲まずにはいられなくなってしまい、飲酒に対するコントロールを失ってしまう状況がアルコール依存症です。この検査項目では、アルコール依存症についての遺伝的傾向を見ています。 

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「人間は生まれつき血中アルコール濃度が0.05%不足している!?」アカデミー賞を受賞した映画『アナザーラウンド』は、この仮説から物語が始まります。不足分のアルコールを摂取すれば仕事効率が高まり、想像力がみなぎると、とある哲学者が唱え、作中登場人物が常時飲酒をする…というストーリーです。20世紀を代表する作家のヘミングウェイもお酒をこよなく愛し、アルコール依存症だったと言われています。もしかすると”アルコール”と”想像力”に因果関係があるのでないかと考えられますが、一方で多数の芸術家がアルコール依存症に悩み、自伝で苦悩を記していることも多いため、アルコールとは上手に付き合う必要があります。もしかしたら”ビール一杯”で新しいインスピレーションが生まれる時もあるかも。

参考文献

  • Am J Med Genet B Neuropsychiatr Genet. 2014 Mar;165B(2):103-10.
  • J Stud Alcohol Drugs. 2016 May;77(3):393-404.
  • Mol Psychiatry. 2014 Jan;19(1):41-9.