アルコールとニコチン、共に依存性の高い人に見られる遺伝子型が存在します。ここではその遺伝子型の保有を検査することで、アルコールとニコチンの共依存になりやすいかどうかの遺伝的傾向を見ています。
アルコール依存症のリスクがある人とない人の喫煙率と喫煙習慣の特徴を調べたイギリスの研究では、アルコール依存症のリスクがある飲酒者の過去1年間の喫煙率は63.3%、一方リスクがない人は19.2%でした。アルコール摂取量のレベルに応じて喫煙率が増加する傾向も観察されています。また、アルコール依存症のリスクがある人の方がタバコへの依存度が高い傾向にありました。このように喫煙と飲酒の間には強い関連性があります。そして、アルコールとニコチンの共依存のリスクの一部には遺伝要因も関係しているということが徐々に解明されてきています。