アルブミン:グロブリン比(A/G比)
血中タンパク質を構成するアルブミンとグロブリンの量の比率です。 アルブミンとグロブリンの2種類のタンパク質を合わせて総蛋白といいます。一般的に3分の2がアルブミンで、残りがグロブリンです。 A/G比の基準値は、1.32〜2.23の範囲内になります。アルブミンは主に肝臓で作られるたんぱく質です。一方、グロブリンは肝臓以外にも骨髄などでも作られます。この検査項目ではA/G比についての遺伝的傾向を見ています。
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アルブミンの低下によりA/G比が低値のときは栄養障害・肝硬変・ネフローゼ症候群などを疑い、グロブリンの上昇によりA/G比が低値のときは多発性骨髄腫や膠原病などを疑います。
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糖尿病の3大合併症に糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害があります。腎臓には細い血管の塊である糸球体があり、この糸球体が傷むことによる腎臓の障害が腎症です。腎臓の機能が弱まって老廃物のろ過機能かうまくいかなくなると、アルブミンが尿中に排泄されアルブミン尿が生じます。
参考文献
- J Hum Genet. 2013 Mar;58(3):174-7.