冒険心
新しい未知のことや危険なことに果敢に挑戦していくことを意味する冒険心。この検査項目では、冒険心を持ち合わせているタイプなのかどうかの遺伝的傾向を見ています。
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数多くの冒険者がその冒険の末、歴史上の偉人として後世に名を残しています。ここではその歴史上の大冒険者達の中から一部をご紹介します。
- 【アレクサンダー・フォン・フンボルト】
1769年にプロイセン王国のベルリンで貴族の家に次男として生まれたアレクサンダー・フォン・フンボルトは母が亡くなったことをきっかけに本格的な探検調査に乗り出しました。スペイン首相の後援を受けて当時スペイン領であったアメリカに向かい、さらに南米大陸へと渡ってアマゾン川での動植物調査やペルーまでの困難な探検をしました。チョンボラソ火山を登り、リマに至るなどの冒険を果たした際に、ペルー沿岸を流れる海流を調査したことにちなんで、フンボルト海流の名がつけられ、沿岸部に生息するペンギンにもフンボルトペンギンという名がついています。帰国後にもイタリアのベスビオ火山の調査研究を行うなど、数多くの冒険と調査をおこなっています。
- 【ジェームズ・クック】
1728年にグレートブリテン王国に生まれた海洋探検家ジェームズ・クックは英国海軍においてセントローレンス川河口海域測量、ニューファンドランド島海域測量などを果たし、英国軍艦エンデバー号の指揮官になります。エンデバー号と共に第1回航海で金星の日面通過観測の為タヒチへ赴き、そしてその後伝説の南方大陸を求めてニュージーランドとオーストラリアに渡った後、帰国しました。1人も船員を壊血病で失わないまま世界周航を成し遂げており、当時では奇跡的な航海と言われました。クックの探検隊はオーストラリア大陸の東海岸に到達した史上初のヨーロッパ人で、その後レゾリューション号と共にした第2回航海では、ヨーロッパ人として初めての南極圏突入や南ジョージア島・南サンドウィッチ島の発見などの偉業を成し遂げました。第3航海ではハワイ諸島を発見し「サンドウィッチ諸島」となずけた後、カリフォルニアからベーリング海峡まで探検し、アラスカの端を突き止めました。
参考文献
- Transl Psychiatry 2012 May 15;2(5):e116.
- Nat Genet. 2019 Feb;51(2):245-257.