アスリートのパフォーマンス向上に向けたchatGENE for Sportsの取り組みの一環として、専修大学体育会レスリング部様のサポートを開始しました。
また、2025年10月27日(月)、レスリングに必要な能力とそれに関わる遺伝子の特徴やパフォーマンスについての講義を実施しました。

プロジェクトについて

本プロジェクトは、遺伝子検査を活用してアスリートの特性を可視化し、トレーニングやパフォーマンスの向上を支援するプロジェクトです。

遺伝子検査によって自分の遺伝子の特徴を知ることで、

• 得意な部分をさらに活かす
• 伸びしろを開花させる
• トレーニング、試合効果を高める
• 性格に合わせたトレーニングに励む

などアスリートやスポーツ選手の可能性を広げることが期待されています。

トレーニングやパフォーマンスを最大化させるためには、遺伝子検査の結果を知って終わりではなく、その結果を最大限活用するためにはどうすべきかを考え、実践し続けることが重要となります。

本プロジェクトでは、遺伝子検査の結果を選手専用の分析レポートとして作成し、選手の遺伝的特性を可視化しました。
筋肉のタイプや瞬発力、持久力といった競技に関係する能力を11項目に分けて分析し、 各能力を遺伝子レベルで伸ばすために必要な運動法や摂取が好ましい栄養素などを記載しているため、すぐに日々のトレーニングや日常生活で活かせる仕組みとなっています。

今後は遺伝子検査の結果をもとに、コーチとともに選手一人ひとりに適した強化プランを策定し、日々のトレーニングで実践していただきながら、効果の検証、サポートを進めていきます。

分析結果説明会を実施

本プロジェクトの一環として、7月に専修大学体育会レスリング部様を訪問し、「遺伝子検査がレスリングにどのように役立つのか」をテーマに講義を実施し、選手の皆様に遺伝子検査を受けていただきました。
その後10月27日(月)に、分析結果説明会を開催し、レスリングでパフォーマンスを最大化するためのトレーニング方法や、摂取すべき栄養素などについて解説を行いました。

受講した選手からは、

• 「自己認識では低いと感じていた能力が、遺伝子的には高いポテンシャルを持っていることが分かり驚いた」
• 「いつも試合の直前にカフェインを摂取しているが、人によってカフェインの代謝速度が異なることを知り、最大限効果を発揮させるためには摂取するタイミングが重要であることが分かってとても勉強になった」

といったコメントがあり、自身の遺伝子検査の結果を早速トレーニングに取り入れようとする姿が印象的でした。

専修大学体育会レスリング部 プロフィール

プロジェクトロゴについて

プロジェクトの発足にあたりオリジナルロゴを作成しました。
専修大学のシンボルカラーでもあるグリーンをベースとし、レスリングを象徴する「力強さ」と「しなやかさ」をフォントとイラストで表現しています。
「Win by GENE - 遺伝子で己を強くする -」をスローガンに、これからも遺伝子検査を通じて専修大学体育会レスリング部の選手一人ひとりをサポートしていきます。